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2012年12月 4日 (火)

『イヤだ・・・行きたくない・・・』

そう・・・あれはまだ、残暑が厳しい9月の事だ。

学校帰りにたまたま寄ったゲームセンターで私たちは、店員さんに捕まった。


ネギ君やゴルバチョフ君は

クレーンゲームでお金に物を言わせて景品を取りまくっていた。


ヤンバル君は

店員さんの「このフィギュア売れば三万円くらいになるんですよ!」という言葉に騙され、

クレーンゲームで二万円を使い果たしていた。

(結局取れずに諦めていた)


そして、私は


レッサー「あー!惜しい!」

店員「いや、でもお客さん上手ですよ!」

レッサー「あとちょっとで取れるんじゃないですか?」

店員「ホントにあとちょっとだと思いますよ」


店員さんと一緒に友達を煽っていた。


レッサー「あー!惜しい!」

ネギ「これもう取れないんじゃ・・・?」

店員「いや、お客さんホントのホントにあとちょっとなんですよ!」

レッサー「きっと次いけるよ!」

ネギ「じゃあ・・・もう一回・・・」


その後、定期的にそのゲームセンターに行くようになり、


ネギ「ああああ!」

レッサー「惜っしい~!でもあとちょっとだよ!もう取れる!取れるよ!流れが来てるよ!大丈夫!」

店員「それ俺のセリフなんですけどね」


私は店員さんと一緒に友達を煽り続け、


店員「おっ!いらっしゃい!新しい景品入ってるよ!」

レッサー「おお!いいですね~!やりますよ!彼が!」

ネギ「おい」


ネギ君やゴルバチョフ君は金に物を言わせボーカロイドグッズを乱獲し、


レッサー「店員さん!常連なのでサービスして下さい!」

ネギ「お前は後ろで見てるだけで全然金使ってないだろ!」


気付けば私たちはすっかり常連になり、


店員「ありがとうございましたー!また来て下さいね!」

レッサー「大丈夫です!私が責任を持って連れてきます!」


顔を覚えられるまでになった。


店員「いらっしゃいませー!」

レッサー「いらっしゃいませー!どうぞこちらへー!」

ゴルバチョフ「何でレッサーは店員側についてるの!?」


忙しい勉学の合間にゲーセンで楽しいひと時を過ごす私たち。


だが、そんな楽しい時間は突如終わりを告げた。


『イヤだ・・・行きたくない・・・』


ネギさんがゲーセンに行きたくないと言い出したのだ。


確かに彼の言う事は分からないでもない。


取るのが難しい景品を取る(必然的にお金を沢山使う)か、

大量に景品を取る(必然的にお金を沢山使う)と

記念に店員さんが写真を撮ってくれるのだが、


ネギさんはゲーセンに行く度に写真を撮られているのである。

(そして私はいつもシレッと一緒に写りこんでいるのである)


果たして彼は今までゲーセンでどれだけお金を使ったのであろうか?


私は思った。


彼の気持ちも考えず・・・ずっと煽り続けていた・・・反省しなければ・・・


心を入れ替えた私は、彼の気持ちを汲んで、

ゲーセンには行かない事にした。






ネギ「あー!10パックも買ったのにレアカード当たんねー!」

レッサー「・・・」

ネギ「なんで当たらないのさー!レッサー!」

レッサー「いや、私に聞かれても・・・」

ネギ「もう千円分買う!」

レッサー「え?まだ買うの?」

ネギ「当たるまで買うよ!」

レッサー「」


結局

ゲーセンに行かなくても

私が煽らなくても

ネギさんはお金を使いまくるんだけど

なにこれこわい。

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